Q:七五三参りはどうして11月15日なのか?
A:旧暦の11月は収穫を神に感謝する月。また、旧暦の15日は鬼が出歩かない日で、何事をするにも吉の日とされていた。11月の満月の日である15日に氏神を祀っている神社に行き、収穫への感謝と子供の成長の報告と今後のご加護を祈るようになった。
Q:どうして3・5・7歳にお祝いをするの?
A:武家社会では3歳になると男女とも、おかっぱ髪から結髪をする「髪置き」、5歳には「袴着」、7歳には紐(ひも)付きの着物から帯を結んで本仕立ての着物を装う「紐落(ひもおとし)帯解(おびとき)」のお祝いを行ったことが、七五三のしきたりに結びついている。
Q:千歳飴はどうして長いの?
A:千歳飴には親が子供の長寿を願う心が込められている。細く長い形と紅白の色、袋には松竹梅や鶴亀の図と全て縁起の良いものづくし。「7歳までは神のうち」と言われる程、7歳までの生存率が低かった時代の親の思いがしのばれる
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